フリーランスの日々の記憶

フリーランスに役立つ情報や、日々気になった情報を書いています。

強制的ノー情報day

先日キャンプに行った際、スマホを家に忘れてしまいました。

そうすると、今まで自分がいかにスマホ便りにしていたかが分かりました。

ただ、表裏一体のメリットもあったので、いい体験としても記しておきます。

 

デメリット①時間が分からない

携帯電話にしてからこの方、腕時計をしなくなったので、時間を知る事が出来ません。

感覚で「今18時半位だろう」と思っていたら19時を過ぎていて、立ち寄り湯が閉まってしまう時間になっていたりしました。

メリット①時間に縛られず、のんびり出来た

ついキャンプに来ていても時計を見がちですが、明るい時間、暗い時間、お腹の減り具合、眠い時間、と色々肌で体感する事が出来たと思います。朝の霧けぶる山、昼の雲の動き(上空と中空で風の吹く方向が違うため、雲の動きも複雑でした)、夜の月明かり、なかなか街の中では得られないゆっくりした時間を過ごせました。

 

デメリット②仕事の電話やメールが確認出来ない

これが一番きつかったです。幸い土日に電話やメールが来ることは少ないのですが、チェックしないと落ち着かない。もしいい仕事が入ってたのに気づかなかったら後悔するなと思って過ごしていました。

 

メリット②実際の所仕事の電話もメールもなし

少し切なかったです。

 

デメリット③調べ物が出来ない

他の人のブログの確認なども含まれ、ちょっとしたトイレ休憩等でも調べ物をしてアイデアを得る手助けをしてもらっていました。

 

メリット③それほど重要な調べ物はしていない事に気づく

本当に困ったような事は無く、帰りに飲食店を探す時にやや困って妻のスマホで調べてもらおうとした時くらいでしたが、その際も、結局は通り道にたまたまあった店にしました。美味しかったです。グルメサイトは個人でやっているようなお店にとって弊害もあるんだろうなと再認識しました。

あと、火起こしの際、着火剤やたいまつが無かったので、焚き付けの方法を調べたかったのですが、色々と試行錯誤した末、落ちていた松ぼっくりを使ったり木片を裂いてほぐして使ったりして火を起こせたのでとても感動しました。

 

スマホの便利さは疑いようがありませんが、軽く調べ物が出来る反面、試行錯誤を放棄する弊害もある事が分かりました。少し前までは携帯電話も無かったのに今よりも人と人との結びつきが強かったように感じますし、不便さの中での経験はこれからも必要なのかもしれません。